自然は多くの恵みを私たちにもたらしてくれる反面、地震・山崩れ・土石流など私たちを困らせる災いをもたらす元凶でもあります。人々の暮らしを脅かし、産業活動に支障をきたす、そんな自然現象の猛威から世の中を守るのに活躍するのが地象観測システムです。
タカモトでは地震計をはじめ多種多様な防災監視装置をお届けし、厚い信頼をいただいております。設置に際しては有線・無線通信のハード&ソフト提案も積極的に展開。遠方に置かれることの多い計測器と、現象を察知するセンサーをどうリンクさせるか、最新のテクノロジーを見据えてコンサルティングしています。
ナウキャスト地震情報対応【明星電気株式会社】
私たちの生命を脅かし、一瞬にして暮らしの基盤を破壊する巨大地震。その脅威から人々を守るために、この計測震度計は、強い揺れが来る前に「推定震度」等を表示し、スピーディで的確な防災行動への対処を可能にします。 この「揺れる前に知る」技術は、自治体や公共機関はもちろん、様々な分野において、地震被害の拡大を防ぐとともに、事前の防災対策にも大きく貢献いたします。 |
特 長 ●人々の集まる場所で。・スタジアム ・博物館 ・美術館 ・病院 ・ショッピングセンター ・公園 ・学校 ・地下街 ・商店街 ・遊園地 ・高層ビル ・商業ビル ・ホテル 他 ●工場やプラント等で。 ・精密加工会社 ・電力会社 ・発電所/変電所 ・ガス会社 ・ダム ・河川/ゲート管理 ・製鉄所 ・石油コンビナート ・化学工場 ・各種プラント ・各種工場 他 ●交通機関で ・一般道路 ・高速道路 ・有料道路 ・鉄道 ・空港 ・橋梁 他 機器構成 ●計測部〈計測部〉S100A-S 3成分(E/W、N/S、U/D) ●処理部 〈処理部〉S100A-P 壁取付型 ●オプション 〈中継ボックスB〉GT-MT6 処理部側ケーブル接続用 〈中継ボックスC〉CT-MT5 計測部側ケーブル接続用 〈計測ケーブル〉CPEV-S φ0.9mm×5p中継ボックス接続用 〈外部電源装置〉(UPS)保証時間3時間以上 〈表示板〉GTA-60 壁取付型、GTA-61 壁取付型プリンタ付き 〈GPS受信ユニット〉S100A-G φ52×290mm 〈品質管理センサ〉S100A-Q 〈ナウキャスト表示盤〉S100A-D ●消耗品 〈記録紙〉TP451C 112mm×25m感熱紙 |
機器仕様 |
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《計測部》気象庁検定付 ●センサー形式 フォースバランスサーボ型加速度計(電源は処理部より供給) ●測定範囲 0〜±3,000gal ●分解能 24bit ●サンプル周期 100Hz(計測帯域DC〜41Hz-3dB) ●出力形式 RS-422シリアル出力38.4kbps ●防水性 JIS C0920保護等級7 ●外形寸法/重量 約φ200×130mm/約5Kg ●その他 付属クランプ金具による3ヶ所固定 ●環境条件 温度-10度〜50度 《処理部》気象庁検定付 ●震度算出 震度問題検討会答申のアルゴリズム(気象庁方式) ●算出データ 地震検出時刻、震度階級、計測震度、成分計測震度、最大加速度、卓越周期 SI値 他 ●表示 5.7インチ 120×90mm カラーLCD ●印字 紙幅112mm感熱ラインドット方式、震度情報、地震波形、保守情報 その他 自動/手動 ●データ収集 震度情報500件、保守情報200件、通信ログ100件 他 ●波形収録 コンパクトフラッシュ128MB〜512MB PCカードアダプタ使用、2MBにて圧縮波形50分以上 ATAフラッシュ FAT16 ●通信機能 イーサポート×1(100M/10M対応) RS-232C×1 垂れ流し RS232C×1 ホスト(検定用、外部モデム用) ●入出力データ 震度情報、地震波形、ナウキャスト情報、保守情報、パラメータ変更 他 ●接点出力 設定加速度以上出力、トリガON出力、又は震度階級設定出力(BCD) DC30V 1A以下 ●警報音 地震時およびアラーム発生時 ●内蔵時計精度 ±0.01秒以内(GPS使用時 10μS) ●時刻自動校正 GPS自動更正水晶時計 ●停電対策 外部UPSにて対応 ●テスト機能 計測部および処理部のセルフテスト可能 |
●誤操作防止 暗証番号キー入力、および通信資格チェックIDによる ●電源 AC100V 70VA以下 ●外形寸法/重量 約W430×H250×D135mm/約12Kg ●環境条件 温度-10度〜40度 通電時 《ナウキャスト機能》 ●演算方式 B-Δ法+主成分分析法 ●算出データ 震源方位、震源距離、マグニチュード、発振時刻 ●算出データ出力 イーサーポート(TCP/IP) ●接点出力 設定予測震度、設定推定マグニチュード、設定推定加速度 ●警報音 地震時およびアラーム発生時 《テレメータ機能》 ●波形転送 リアルタイム連続波形転送、イベント波形転送 ●通信プロコトル UDP・TCP/IP ●波形フォーマット WINフォーマットに準拠 《品質管理センサ》オプション ●センサ形式 フォースバランスサーボ型加速度計 上下動 ●設定レベル 5gal、10gal ●出力 接点出力 《表示盤》オプション ●表示 震度階級1桁、計測震度2桁(小数点1位まで)、時刻、最大加速度(各4桁) ●音声合成放送 地震放送、震度放送、警報放送、モニタ出力(600Ω)有 ●出力接点 震度階級又は最大加速度 ●停電対策 内蔵電池により地震待機時1時間以上、なお内蔵電池の寿命は室温で約3年間 ●電源 AC100V 50VA以下 ●外形寸法/重量 約W430×H250×D110mm/約10Kg 《ナウキャスト用表示盤》 ●表示 震度階級1桁、計測震度2桁(小数点1位まで)、時刻、最大加速度(各4桁)、カウントダウン秒表示、ナウキャスト地震情報発信表示 ●出力接点 震度階級、最大加速度又はナウキャスト地震情報 |
P-DAS-501【ANEOS 株式会社】
特 長 ●震度7を含む10段階の震度と、計装震度および地震発生時刻が計測できます。●警報設定が8段階でき、警報信号が出力できます。 ●カラー液晶表示で鮮明に表示できます。 機器構成 ●計測部 P-JEP-6C3 1台●処理部 P-DAS-501 1台 ●GPS受信部 1台 |
機器仕様 |
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《計測部 P-JEP-6C3 検出器》 ●形式 V243FA ●検出方法 過減衰型加速度計 ●検出成分 3方向(N-S,E-W,U-D) ●測定範囲 2000Gal ●測定周波数 0.07〜100Hz ●固有振動数 3.0Hz±0.5Hz ●出力感度 0.11V/ms-2±10% 《AD変換部》 ●形式 JEA-AD20 ●入力 ±10VDC ●AD変換方式 �Σ変換 ●有効分解能 18ビット(24ビットコード) ●サンプリング周波数 100Hz、200Hz ●通信出力 RS485(2線式双方向) ●通信速度 38.4k、115.2k、230.4kbps ●校正信号回路 定電流出力 ●電源 DC12V±10% 0.3A ●大きさ H108×W216×D165mm 《処理部 P-DAS-501》 1.震度演算 ●算出方式 ソフトウェアによる ●計測間隔 1秒 |
2.SI演算 ●計算方式 国土交通省方式に準拠 ●計算間隔 10msec(100Hz) 3.表示部 ●表示方式 6.5インチTFTカラー液晶 ●表示内容 地点、震度、計測震度、3成分合成最大加速度、SI値、起動時刻、警報、故障、各成分最大加速度、点検状態、卓越周期、地震履歴、各種設定 ●設定 タッチパネルによる(または通信による) ●記憶機能 待機状態で過去10回の地震履歴を表示 4.警報部 ●警報出力 8段階+起動 a,b接点出力 各1回路 ●接点容量 AC125V0.5A、DC30V1A 5.時計部 ●表示 現在時刻、起動時刻、年、月、日、時、分、秒 6.起動部 ●起動方式 レベルトリガ方式またはSTL/LTL方式 ●起動レベル 0.1〜99.9Gal(0.1Galステップ) |
ダム用地震計S101【明星電気株式会社】
ダム施設の安全管理を支える堤体管理において、地震計による監視は重要な要素の一つです。 高い信頼性と最新技術から生まれた「ダム用地震計S101」は、1台の処理部に4台までのセンサ(検出器)が接続可能。 多点による高精度な計測を行います。 |
特 長 ●2000galまで計測可能な高性能サーボ型加速度計を採用。最大加速度・計測震度・震度階級・SI値を演算、他の必要データを含め表示・印字するとともに、データの収録を行います。 ●底部通廊、堤体上部等に設置した 検出器の加速度計測・SI値演算は、 制御・処理部1台で同時に4台まで可能。 なお、震度演算については 指定した検出器1台について行います。 ●検出器と制御・処理部間は、メタルケーブル(標準)で接続します。オプションとして、光モデムでの接続も可能です。 ●設定加速度以上の地震を観測すると、LEDランプが点灯するため、離れた場所からの視認が可能です。データ確認後に、消灯できます。 |
機器仕様 |
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《制御・処理部[S101-P型]》 ●データ入力(計測部インタフェース) 入力数 4、RS-422シリアル(3ch/1入力)(最大12ch:3成分地震計×4台) ●時計 時刻校正精度 ±0.01秒(10ms)以内(GPS正常受信中) ●地震検知方式 設定時間、設定レベル及びトリガ条件をすべて満たした時 ●起動方式 計測部間の「全てのAND」又は「全てのOR」を設定可 ●表示部(LCDタッチパネル) 方式 5.7インチ(120×90mm) タッチパネル機能付きカラーLCD 印字内容 発生時刻、計測震度、震度階級、最大加速度、SI値 各成分のデータ、地震波形、パラメータ内容、その他 自動/手動 ●取扱データ 波形データ・計測震度及び震度階級(指定した1台のみ)・SI値・水平成分最大加速度(上下流:X、ダム軸:Y)・垂直成分最大加速度・合成最大加速度・加速度/速度応答値・観測時刻(年月日時分秒)・観測局No・観測局名・観測点名 ●外部通信出力 RS−232C出力及びLAN出力 通信回線出力A、B、Cの内、1つを使用(工場出荷時設定) ●通信回線出力−A 使用回線 通信速度 テレメータ(RS−232C)1200bps ● 通信回線出力−B 使用回線 通信速度 多重無線(モデム別途)(RS−232C規格準拠) 1.2〜9.6kbps 基本型データ伝送手順に準じる ●通信回線出力−C 使用回線 通信速度 有線(モデム別途)(RS−232C規格準拠) 1.2〜9.6kbps 基本型データ伝送手順に準じる ●LAN出力 イーサネット接続対応(RJ−45)LANポート×1 ●中継装置とのインターフェイス地震情報送信要求への応答 波形データ送出要求応答・未送信データ要求応答 ●波形データの収集タイミング 地震判定処理時、蓄積データ転送時(随時)、連続波形データ出力時(LANポートのみ対応) ●警報出力 感震起動出力 1.設定震度以上 2.設定加速度以上:1galステップ 警報接点出力 無電圧a接点×3回路(DC30V 0.1A MAX)、トリガON(地震検出)、設定震度以上、設定加速度以上、又は震度階級BCD化出力、エラー発生 等(震度階級BCD化出力を使用の場合、他の出力は使用不可) 警報音出力 地震発生時及びエラー発生時 ブザー作動 ●BCD出力 3軸合成最大加速度(BCD:0〜2000gal)、震度階級(BCD:0〜7、及び強) 出力形式 半導体リレー出力、負論理(メーク出力)・加速度14、震度階級4、READY・STOROBE各1、計20点 ●データ収集 震度情報:500件・波形データ:最新地震順50分、震度順地震250分・その他のログ:200件以上 ●ICメモリカード 実装数 16bit PC Card準拠、カードスロットTYPE I 対応カード種類 コンパクトフラッシュメモリATA 収録件数 波形データ:最新地震順50分、震度順地震250分 収録内容 震度、波形 (512MB/1枚:2枚同時書込) |
●定期センサーテスト(自動) 周期選択 毎日、毎週、毎月(曜日)(日付指定:0、29、30、31の指定不可) 開始時刻設定 時、分を設定(24H制) ●電源 電源入力 AC1100V±10% 50/60Hz 消費電力 60W以下(処理部+計測部4台にて、オプション機器含まず) 停電保証 外部無停電電源装置(UPS)による ●その他 寸法・質量 演算処理部:W480×H150×D348mm 突起部除く・15Kg以下 表示操作部:W480×H200×D120mm 突起部除く・6Kg以下 周囲温度・湿度 0〜+40℃ 90%RH以下 但し結露なきこと 《検出器[S101-S型]》 ●加速度計 方式 フォースバランスサーボ型加速度計 チャンネル数 3成分(水平動2成分、鉛直1成分) 各+方向:左岸→右岸、上流→下流、下→上 計測範囲 0〜±2000gal ●A/Dコンバータ 方式 デルタ_シグマ方式 24bitバイナリ 計測帯域 DC〜40Hz(−3dB) 100サンプル ●校正機能 校正信号 3成分、片極性512gal相当 5秒間(ステータス10秒) ●パッケージ 構造 防水構造(密閉構造)JIS-C-0920保証等級7 ●動作電源 電源 DC12V(通常は処理部より供給) ●接続ケーブル(計測ケーブル) 線種・長さ KPEV-S 2.0sq×5Pにて最長578m ●その他 寸法・質量 約200φ×130H(mm) 約3.5Kg 《GPSアンテナ[S101-G型]》 ●規格・性能 アンテナ形式 平面アンテナ 同軸給電 本体寸法・重量 φ52×290mm(付属ケーブル除く)、0.5kg以下 環境 温度:−20〜+50℃ 設置:幅広く天空が見渡せる場所に設置 ●接続用同軸ケーブル 最大ケーブル長 最大100m(10D−FB) 《表示灯》 ●表示灯 設定加速度以上でLEDランプを点灯・保持 消灯可 《オプション》 ●収容ラック 型番 ARE63−20C(日東工業) JIS規格 寸法 W570×H2000×D630mm ラックに含む機材 1.主電源盤 電源接続端子、入力ブレーカ内蔵 2.中継端子盤 センサケーブル接続用端子台×4 3.無停電電源装置 入出力電圧 AC100V±10%、50/60Hz、1kVA(700W)、停電補償時間、定格負荷にて約5分/地震計のみで約30分 ●防水ケース[S101-W型](計測部用) 対応条件 水深は1mまで(静水) ●光モデム盤 寸法・質量 処理部〜計測部間に光伝送を使用可能 計測部側にAC100Vの電源が必須 |